敬老パスをもらっても、送り返すだけ。

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「事件は会議室で起こっているんじゃない。現場で起こっているんだ」
ドラマ・映画『踊る大捜査線』の名ゼリフは、正鵠を射ているということを、
日々の挨拶回りで実感しています。

先日ある山間部の集落へ行った際、
「敬老パスをもらっても、この辺はバスが走らないし、送り返すだけ手間だ。」というお話を伺いました。
その集落は最寄駅からは徒歩30分以上。最寄のバス停からも同じくらいかかるところです。
加えて、お年寄りの一人暮らしが多く、頼みのスーパーも農協の出張所が廃止されてから和田のサンキューあたりまで行かないとないとの事。
普段バスが普通に通るところに住んでいてはなかなかわからない現場の悩みの声は、非常に大切な勉強になりました。

■バス版「ハブ&スポーク」は如何?
現在航空路線では路線を細分化し、拠点空港経由とする「ハブ&スポーク」構想があり、私は(利便性は多少落ちますが)地方の足を守る手段だと考えています。

バス版「ハブ&スポーク」では、
たとえば「天文館→谷山電停→慈眼寺→西谷山地域の各集落」に50人乗りバスを運行したら明らかに採算に合わない(=バスが運行されない)ところを、
①天文館→谷山電停(→動物園)の、谷山方面幹線 : 大型バスで運行
②谷山電停→慈眼寺 : 中小型バスで運行(または、慈眼寺団地行きの普通のバスで運行)
③慈眼寺駅→西谷山地域の各集落 : 小型バスないしは10人以下のワゴン車
に分割し、採算上のロスである「空気を載せて運ぶ」状態(特に③)を極力少なくしようとするものです。

分割することで乗り継ぎの手間は増えます。しかしながら、
a)ICカードの導入で、乗り継ぎの際も通しの運賃計算ができるようになっている
b)乗り継ぎ地点を商店街などにすれば、活性化も期待できる
(その際は、宇宿でやっている「まちの駅」の様な待合所があるといいのですが)
といった事情の変更、メリットがあると思います。

・・・とはいえ思いつきのアイディアベースゆえ、もっと現場の声を勉強し、ブラッシュアップできるよう精進します。

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このページは、tshimozuruが2007年2月 5日 06:05に書いたブログ記事です。

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