足利幕府と朝廷に学ぶ、権威の使い方

| | コメント(0) | トラックバック(0)

先日、大河ドラマの「風林火山」を見ていたところ、
武田信玄(晴信)の元服のシーンでした。

この「晴信」という名は、時の室町幕府将軍、足利義晴から一字貰い、付いた名です。他にも同様の例は多く、例えば伊達輝宗(政宗の父)は、足利義輝から貰っています。

さて足利将軍家もしたたかなもので、タダでは与えていません。
「義」の字なら百両、下の字なら五十両、と言ったように、献金の見返りだったそうです。

また元服と同時に与えられる官位も同様で、朝廷は献金の見返りに官位を与えていたそうです。

■行政の持つツール
ところで、行政が何らかの目的を達成しようとするときは、以下のツールを使います。
(1)禁止・許可など
例)道路交通の安全を守るため、自動車の運転を免許制度(持ってない人は禁止)とする

(2)補助金
例)生ごみ処理機の普及促進のため、購入者に補助金を出す

(3)権威(認証など)
例)県知事や市長の名を冠した賞、感謝状、認証などを行う

このうち、私は(3)の権威をもっと活用すべきだと思います。
もちろん、(1)や(2)に比べ、効果や即効性は低いです。しかしながらこの方法の特徴は、何より低コストで、すぐにできる点です。

例えば、鹿児島県産品を多く導入した外食チェーンや観光ツアーを多く組んだ旅行業者にはには知事表彰を行ったり、企業誘致では県出身の会社員の方々に知事が直接DMを送るなどのトップセールスを行ったり・・・
首長の権威はだいぶ活用できると思います。財政が窮乏する折、足利幕府や朝廷のように金を取ることはできませんが、県産業振興のためにもっと活用できるのではないかと思います。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 足利幕府と朝廷に学ぶ、権威の使い方

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://shimozuru.com/mt-tb.cgi/39

コメントする

このブログ記事について

このページは、tshimozuruが2007年1月17日 12:10に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「新聞・テレビの取材を受けました」です。

次のブログ記事は「議員の給料を考える」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01